花の上でクエスティング(植物の縁に立って宿主を待つこと)をするクロアシマダニの雌成虫。// 写真提供:Erik Karits
花の上でクエスティング(植物の縁に立って宿主を待つこと)をするクロアシマダニの雌成虫。// 写真提供:Erik Karits

ロングアイランドに残るマダニとライム病の脅威

マダニの個体数が増加しているかどうかを判断するのは難しいが、ひとつ確かなことは、マダニが媒介する病気はロングアイランドでは依然として大きな問題であるということだ。

ライム病はロングアイランドで最も蔓延しているダニ媒介性疾患であり、また過小評価されている、とサフォーク郡保健局の昆虫学者で節足動物媒介性疾患研究室室長のスコット・キャンベル博士は言う。

"減少傾向にあるようですが、ライム病患者の報告が少ないことは有名です。「2020年の患者数が大きく減少したのは、コビッド19が個人の行動や公衆衛生、医療制度、資源に複雑な影響を及ぼしたためである可能性が高い。

キャンベル氏によれば、アメリカンドッグマダニ、ローンスターマダニ、クロアシマダニ(別名シカマダニ)の3種が、ヒトの病気を引き起こす可能性が高いという。

「マダニのなかには動物を餌とするものもいて、その血の中に病原体を取り込むのです。例えば、クロアシマダニはライム病の原因となる細菌を白足ネズミから拾います。「もしそれが人間を咬むと、その後の血液の食事でその細菌を人間に感染させるのです」。

キャンベルによれば、ローンスターマダニはシカに依存しており、シカの個体数が西に移動するにつれて、マダニも西に移動するようだという。

「サフォーク郡西部のシカ個体数は増え続けており、個体数を管理しない限り、人間とシカの負の相互作用の頻度は増加する可能性が高い。"増えすぎたシカの個体数は、自然界にダメージを与え、シカと車の衝突事故を増加させ、ダニが媒介する病気に感染する危険性を増大させます"

もっと詳しくお知りになりたい方は、ミーガン・ナフタリが書いたマダニとそれに関連する病気についての記事の続きをお読みください。

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