マーシャル諸島のボカンボティンに停泊するボート。
マーシャル諸島のボカンボティンに停泊するボート。

マーシャル諸島を訪れる際に知っておきたい10のこと

1940年代から50年代にかけてマーシャル諸島で炸裂した核爆弾の写真を見たことがあるだろう。巨大で糸くずのような色をしたキノコ状の雲が海から悪夢のように立ち昇り、前景のほっそりとしたヤシの木を背景にまったくシュールな光景が広がっている。

先週訪れて以来、あの映像を同じように見ることはないだろう。

週間の滞在中、私が同行した少人数のジャーナリスト・グループは、政府高官、コミュニティ・リーダー、科学者、そして首都マジュロ周辺の小さな島々の住民に会った。また、この地で行われた核実験についての認識を高めようとしている国家核委員会のメンバーたちとの会談は、私にとって忘れることのできない衝撃的なものだった。

住民にきれいな水を提供するソーヤープロダクツの取り組みについて学ぶためでもあり、気候変動が低地の環礁にどのような影響を及ぼしているかについて学ぶためでもあり、旅行先としてこの地域を探索するためでもあった。

それまでは、ハワイとオーストラリアの中間に位置するこの離島を訪れる際に知っておきたい10のことを紹介しよう。

1.第一に、マーシャル諸島共和国は世界で最も訪問者の少ない国のひとつである。商務・投資・観光局のカルロス・ドムニック局長によれば、年間わずか1万500人しか訪れていない。

2.マーシャル諸島には約6万人が住んでいる。そのうちの約半数が、私が滞在したマジュロ本島に住んでいる。

パム・ルブランが書いた、マーシャル諸島を訪れる際に知っておくべき10のことは、こちらでお読みください。

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