大自然の中でアウトドアの安全入門：ダニに気をつけよう

屋外で過ごすことが多く、発熱、悪寒、頭痛、疲労、筋肉や関節の痛み、リンパ節の腫れなどを気にしない人は、これを読む必要はないだろう。しかし、大自然の中で増えつつある問題に注意を払わないのは非常に愚かである。

問題はライム病と、それがアウトドア志向の人々にもたらす影響である。ライム病はマダニに噛まれることで発症する病気で、近年はより一般的になってきている。このことは以前にも書いたが、自然を楽しんだり、屋外で働いたりしている人たちの中には、まだこのメッセージを理解していない人がたくさんいる。

ライム病は多くの場合マダニが媒介する細菌によって引き起こされる。マダニが人間や他の動物にしがみつくと、その宿主に細菌が移る。咬まれても痛みはなく、あまり気づかない。マダニは、皮膚を這うときの「くすぐったさ」で気づくことが多い。マダニは非常に小さな無脊椎動物（小さな昆虫を想像してほしい）で、成虫でも1/4インチ以下、ニンフの段階でもその半分以下であるため、見つけるのは難しい。マダニは細菌を媒介するネズミを食べることで細菌を拾い上げ、咬まれることであなたに感染する。シカはマダニの宿主であることが多く、シカが移動する際にマダニが叩き落とされたり脱落したりして、後に別の哺乳類に付着する。

これらのマダニは霜が降りた後でも活動することがあり、春先には宿主を探して最初に活動を始めることが多い。

ダグラス・H・ドメディオンの記事全文はこちら。