ライム病ワクチン、4~5年で完成の可能性
ライム病は北半球で最も急成長している病気のひとつであり、今週はポップスターのジャスティン・ビーバーがその診断を受けたという発表があり、マダニが媒介するこの病気がニュースの最前線に登場した。今のところ、主な予防法はマダニとの接触を避けることにあるが、ある企業、バルネバ社は、ライム病に対する世界初のワクチン開発に熱心に取り組んでいる。
バルネバ社は、需要のある病気のワクチンを開発することでその名を馳せてきたが、このバイオテクノロジー企業は今、ライム病に目をつけている。同社のライム病ワクチンのプロトタイプであるVLA15は現在第2相開発段階にあり、有効性と安全性の両方を測定するために800人以上でテストされている。予測は難しいが、ヴァルネヴァ社のトーマス・リンゲルバッハCEOは、今後数年でワクチンが完成する見込みであるとフォーブス誌に語った。
「フェーズ2は2020年半ばに終了します。これにより、2021年半ばに最後の臨床段階に入ることができると期待しています」とリンゲルバッハCEOは説明した。「その結果次第では、最初のライム病ワクチンの可能性まで4年から4年半かかるかもしれません」
。ワクチンが完成すれば、3回に分けて、それぞれ1ヶ月間隔で投与されることになるだろう。これは、マダニが活発に活動する春から晩夏にかけての時期であり、したがってライム病がヒトに移る可能性が最も高い時期である。6シーズン後にはブースターが必要になるが、2-3シーズンごとに投与する必要があるだろう、とリンゲルバッハは考えている。
フォーブスのウェブサイトに掲載されたダナ・ドビーによる記事全文はこちら。
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