ブルームバーグウォール街、コロナウイルスからライム病対策に一休み
マダニ媒介性疾患と闘う「プロジェクト・ライム」が180万ドルを集める
木曜日の夜、ジーグフェルド・ボールルームのステージに上がった受賞者は、このガラの微妙なタイミングを認めていた。
「もう一週間コロナウイルスが流行ったら、スカイプでこれをやっていただろうね」と、アレス・マネジメントの米国不動産プライベート・エクイティ責任者、デビッド・ロスは言った。
ロスのミッションは単なるコミカル・リリーフではなく、ウォール街の人々(PJTパートナーズのジャック・ブランド、シティグループのジョン・アイデンバーグ、MUFGのトリシア・ヘイゼルウッド)で満席となった会場を、別の感染症(ボレリア・バーグドルフェリ菌に感染したマダニに噛まれることによって引き起こされる感染症)に集中させる試みだった。
メンタリストのマックス・メジャーと、ライム病患者を何千人も治療してきた医師のリチャード・ホロウィッツも、観衆を大義に集中させるのに貢献した。
ロスはブラックストーン・グループに在籍していた約10年前にライムと診断され、効果的な治療法を見つけるのに苦労しながら病気を克服した。病状が回復するまでには2、3年かかったが、その時点に達する前に、彼はすでに、より良い診断法、認知度の向上、研究費の増額を訴え始めていた。
「それは意味を求めることだった。『これは自分だけの問題ではない』と言ったのだ」とロスは言う。
症状には、発熱、頭痛、疲労、そして特有の水牛のような皮疹などがある。未治療のまま放置すると、関節、心臓、神経系に広がる可能性がある。
ロスは、米国保健社会福祉省にダニ媒介性疾患作業部会を設置する法案の成立に貢献し、その検査・診断小委員会の共同委員長を務めている。彼はコロンビア大学で公衆衛生の修士課程に在籍しており、毎週、この病気への対処法について助言を求める人々と話をしている。
そのうちの一人が、グレイスケール・インベストメンツの営業部長ブルック・ストダードである。彼はゴールドマン・サックスの社員だった2009年にマダニに刺され、ライムの診断を受けるまでの4年間、絶え間ない症状と向き合ってきた。
ブルームバーグのウェブサイトに掲載されたアマンダ・ゴードンによる記事全文はこちら。
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